日頃スポーツに取り組まれている皆様は、ケガが付き物かと思います。
例えば、頻繁に起こりやすいのは足首の捻挫、肉離れ、靭帯損傷、骨折などです。
これら外傷は急性期にはまず安静・冷却・圧迫・挙上、いわゆるRICE処置と呼ばれる応急処置を行います。
この中で、特に「冷却」が重要で、腫れがひどくならないように最初は得によく冷やして下さい。(※凍傷には注意が必要です!不安な方は専門家に相談下さい。)
そして、その後の後療法がスポーツ現場復帰までの期間を大いに影響することになるのです。
捻挫による靭帯損傷では、損傷の程度によっては腫れや痛みがとても強くみられます。
まずは「冷却」でよく冷やしますが、その後はすぐに痛くてもJTAの運動療法を開始するべきです。
腫れや痛みがある状態で運動療法など驚かれるかもしれませんが、痛みが強いということは跛行(はこう)と言って痛みを庇いながら歩くことになります。
踵に体重を載せた時にストレスが加わり痛みが出る為、びっこを引いた歩き方になる為です。
こういう歩き方を続けていくと、腫れが引くのが遅くなります。
そこで、足首を支えている大事な筋肉「内側の後脛骨筋」「外側の腓骨筋」そして足の指「内在筋」を、痛みの出ない範囲で丁寧に働かせる運動療法を行います。
これらの筋肉がしっかりと働くようになると、地面に対して真っすぐに足をつけるようになり、靭帯へのストレスを減らすことができます。
その為、早期回復に著しく影響していきます。
その他、
スポーツ選手にとって非常に大きなケガとも言える、膝の前十字靭帯損傷では、完治まで通常1年くらいかかることもあります。スポーツ選手にとっては今シーズン終わってしまうのでとても辛いケガと言えます。
手術をするケースも多いかと思います。このような場合もJTA療法で負荷をみながら正しく効率的なリハビリを行うことによって半年程度で現場復帰できるなどの実例が非常に多いです。
膝の支持に大切な内転筋や内側ハムストリングスなどを中心に、足全体的にしっかりと大事な筋肉のバランスを整えていき、その上で荷重や歩行訓練、可動域訓練などリハビリを行っていくのがとても効果的なのです。
重要な筋肉やその理由について、詳しくは来院時にご説明致します。
他にも、
肘、肩、腰、手首など人にとって重要な関節には、スポーツでのケガは様々なものがあります。
しかし、それら関節には必ず支える役割として大切な筋肉があります。
JTA療法はそれらの筋肉を働かせて「正常な関節運動」と取り戻すことによって、損傷部位にかかるストレスを軽減し、庇って硬くなる筋肉を緩めていくことに繋がり早期に改善していきます。
様々な症例に対して治療の考え方は変わりませんので、何なりとご相談頂ければと思います。
病院でのリハビリ期間終了後、手術後、または自然完治を行っている場合など、どんな場合でも早期回復に有効となる施術です。
その後を大きく左右する後療法やリハビリ。ぜひ当院にお任せ下さい。