親子で楽しむ離乳食

ブログ 産後コラム

毎日育児に奮闘しているママさんパパさん、いつも本当にお疲れ様です(*^^*)
今日は離乳食についてです。

離乳食の目的には、赤ちゃんへの栄養補給、噛む力を育てる、さまざまな食べ物を口にすることで内臓機能を発達させる…などなどありますが、1番大切なことは、“食べる楽しさを伝えること”ではないでしょうか。
私たちの命を支える毎日の食事。食べることはまさに、生きること。
栄養バランスに過度に神経質になったり、ほかの赤ちゃんと比べる必要はありません。
大好きな家族と一緒に食事をして、赤ちゃんに「おいしいね!」「食べるって楽しいね」と生きる喜びを伝えることが1番かなと思います。

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離乳食初期の頃の赤ちゃんの食べる、食べないは、食べ物の舌ざわりによるものが多いです。
食べたものを口からぺっと出すことがありますが、けして「おいしくないから」ではなく、「固すぎる」ことが原因かも。
この場合はスプーンで潰したり、汁物を足したりして柔らかくしてみてください。
反対に、丸のみすることが多い場合はちょっと固めにしましょう。

離乳食後期になると、手づかみ食べや遊び食べが始まりますが、これは手先が発達し、「自分で食べたい」という意欲の表れです。
机や床が悲惨なことになったりと、ついついやめさせてしまう方も多いのではないでしょうか。
中には癇癪をおこされて、ついイライラしてしまったりとか…

手づかみ食べでは五感をフルに使います。
目で食べ物の色や形を意識したり、触ることで温度を感じたり、口に入れてかたさや味を確認したり、鼻でにおいを嗅いだり、噛んだときの音の違いを楽しんだり。

また、手と口をたくさん動かす手づかみ食べによって、脳の広い範囲が刺激されるようです。

食事は毎日のことなので、なかなか毎回おおらかに接するということも難しいかと思います。
まして育児は食事だけではないので、心に余裕をもてない日だってありますよね。
そんなときは、市販のものや手抜きしたって大丈夫!!
後片付けが比較的楽な食べ物や形状にするのも手ですよ。
そして後は、汚されるものだと諦めることですかね!笑

小食でも、食べ遊びでも、体重が少しずつ増え元気であればそんなに心配はいりません。
「今日食べなかったら明日食べるかな」くらいの気持ちで、この時期だけの離乳食タイムを親子で楽しんでください。

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